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【３】融資の審査のときに有利になる

仮に融資の話があった時、担当者は支店長に、その是非も含めて、企業内容、経営者の資質、数字、今後の見通しを説明しなければなりませんが、もらった決算書を見ただけでは、数字の分析はできても、背景が分かりません。

「社長は、どんな人ですか」と聞かれてもわかりません。売上や利益が前期より増減しても、「その原因は何ですか。今期の見通しは。」と聞かれても当然うまく説明はできません。

ところがあらかじめ、経営者のかたが説明をしておくと、
「社長は数字にくわしく、責任感の強そうな方です」、
「在庫を調整したので一時的なものです」、
とかその背景まで担当者が、説明することができます。

経営者のかたの資質も含めて担当者が、うまく説明してくれることでしょう。
支店長も内容を把握できるし、よくそこまで調べたと担当者の株もあがります。

あなたにとっても融資がすぐに決済になるかもしれません。融資の結果については他の要因もあるのでわかりませんが、すくなくとも他社より結果は早く出ると思います。

なぜなら
内容が把握できているからです

あなたも決算書を上手に使って銀行と賢い取引をしてください。
そうは言っても、いきなりは行きづらいでしょうから、決算後がチャンスです。
「決算書が出来上がったので説明に来ました」という口実で訪問してみてください。

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